新年になって早くも2週間になろうとしていますが、素敵な毎日を過ごしていらっしゃいますか?

ちょっと「メソッド」について個人的に思うことを書いてみたいと思います。直訳すると「方法」、ここでは練習方法のこと。

ヴォーカルメソッドは世にいろいろ溢れています。具体的に名前は挙げないにしても、ウェブサイトで検索してもいろいろ出て来るし、書籍でも見ることと思います。

で、一体どのメソッドがいいのか?!ということになると思うのですが、私が思うにどれも全部参考にすべき所があるのではと。

もちろんそれぞれ得意分野があったり、研究が進んでいたり、何かが足りなかったりすることはあると思います。
極端に違うことを推奨しているメソッドも、もしかしてあるかも!

ただ、現状で見られるどのヴォーカルメソッドでも共通して言えるのは、

  • 低音でも高音でもよく響く、豊かで健康的な声を作ること
  • さまざまな曲を自由に表現豊かに歌うこと
  • 聴き手の心を動かす歌を伝えること

単純に大きく挙げると、主に以上のことを目標にしていると思います。

一昔前のヴォーカルレッスンでは、「とにかく地声を鍛えて高い声を頑張って出しているといい」ということが普通に起こっていたし、私自身「血を吐くまで歌えばうまくなる」と指導を受けたことがあります。

現在ももしかしたらそのような指導をしているところはあるかもしれないけれど、最近出版されたヴォーカル書籍だったり研究を重ねた指導者からはそういうやり方を聞く事はないと思います。

それを踏まえて、優れたヴォーカルメソッドは一つではないということ。
人それぞれ微妙に身体の作りは違うけれど、基本的な構造は一つ。
それぞれのスペシャリストがその人なりの方法でテクニックを伝えています。
その中で知識の深さの違いはあるでしょうが

指導がたくさんの方に認めてもらえたり効果があったりしたとき、その指導者なりの「メソッド」という形になることと思います。
やはり形にした方が世間に認めてもらいやすいし、残るし、商品化もしやすい。

ただ、巷に「メソッド」もしくは「流派」と言う言葉が溢れていますが、そういった形にだけあまりこだわらないように出来たらと思っています。

例えばヴィトンやグッチ、エルメスやプラダ。こだわりもテイストもブランドごとに違いますが、優れた商品を作る目的はどこも同じだと思います。どれが一番か、と順位だけで判断できるものでもないかと。

目立つものには目が行くのはファッションブランドもそうだけれど、やはり本質的なものをもっと理解しなければと思います。
それを身につけると自分にとってどうメリットがあるか。ブランドの名前をぶら下げて歩くわけでもないし、名前だけで判断できないものがある。

バッグはエルメスが好きで、財布はヴィトン、時計はグッチでジャケットはプラダが好きなど、いろんないいものを取り入れてもいい。
商品名や売り出す方法はいろいろでも、目的は一つ。そして自分の好みにあった一つが見つかったら、そこにプライオリティーを置いていいだけの話で。

あと提供する側の理想と現状が噛み合っているかどうか。レッスンで言うならちゃんと知識があって、歌える指導者かどうか。そしてその発声の仕方や歌い方が好きで賛同できるかどうか。知識の上でも気持ちの上でも信頼出来るかどうか。

言ってみれば当たり前のことを書き連ねただけかもしれないけれど、「メソッド」「流派」・・・ともすればその知名度や名前だけで判断したり、端的に善し悪しを決めたり、批判したりということがあります。そう言う現状を思ってこんな記事を書きました。
また、他のやり方を批判し、自分たちのメソッドが正しいと売りに出す姿勢の指導者にも疑問を感じざるを得ません。

上達へは、色々なアプローチがあるもの。どこかのやり方一つにとらわれることなく、たくさんの書籍やレッスンなどを勉強し、自分なりにいろいろな事を消化して指導に役立てたいと思います。
まず個人のレベルアップを頑張らなくてはですね。本当に。
そしてもっと実績を重ねたら、自分も「小屋上流メソッド」などと言う形で商品として出すかもしれません!☆

メソッドについて思うこと
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